風と君を待つだけ

~my ordinary days vol.3~




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我が街と、冷蔵庫がいっぱいの奇跡。 :: 2012/11/24(Sat)

 ありふれて個性の薄い我が地方都市だと思っていたけれど、暮らしてみて6年。
 行きつけのカフェは、あちらこちらに出来た。
 都会ではないので、「わざわざ、そのカフェで過すために行く」くらいが楽しいものだ。

銀杏のなかで1 この季節は、お城まわりの紅葉の美しさは息をのむほど。
 そうした景色を慈しんだり、このまちの人たちと仕事を通して繋がってみると、なかなか味わい深い。
 どちらかと言えば、「何もないですね」と実際に暮らす人は内外で話すときは割と自嘲気味。それでも、多分嫌いではないのだろうと思う。

 高知にいるときは、弾けるほどのエネルギーで、我がまちを誇っていることが伝わってきた。一方、いまのまちの人たちは控えめ。
 面白いことに外からやってきた人たちは何か見つけようとして、何だか元気。
 根を下ろす、という覚悟ほどではなくとも「ご縁がありましたので」という気持ちで接近してみるものだ。いつか、この場所からまた旅立つときは来るかもしれないけれど。
 
 こんなわがまちの大学に、来月は大船渡から講演のためにお客様をお迎えの予定。
 ドキドキしつつ、「縁が繋がってゆく」この不思議な物語にときめいて。
 ++++

 大勢のきょうだいに育ったある学生が、合同演習のたびに、色々な焼き菓子を用意してきてくれる。「食事は誰かと一緒に食べるもの」らしく、一人分だけを用意することは殆どないらしい。この数年「共食」することが欠かせない営みになっている我が研究室では、彼女がコック長である。
 ホットケーキミックスを進呈したら、先日、上手にアレンジしてスコーンとジャムを持参してくれた。ジャムは手作りのアップルジャム。学生たちは、この日、感極まる出来事に遭遇したばかり(後日、記述)。どこを押されても「感激」ボタンに触れてしまう状況だ。歓喜のまま、スコーンにジャムを大量にのせる彼らにはもはや笑顔しかなかった。後で写真を見直してこう思うった。「日本一楽しそうなゼミだけれど、これでいいのだ」。

 自分が食卓に並べるものも記録してみることに。

ディップをのせてガーリックチーズソース

 つい数ヶ月前までは「あんたは、箱を冷やしているの?」と母がしみじみ言ったように、冷蔵庫のなかに無駄なものが殆ど入っていなかった。スーパーは必要最低限のものを買う場所だった。ましてお洒落な雑貨屋で、割高感のある”ブロッコリーにガーリックを加えたマヨネーズソース”だの、お店にだけ並んでいたらよろしいと思っていたチーズ・ドレッシングソースをわざわざ買ってみるなど、あり得なかった。
 日曜日の朝ご飯 
 何よりも、
 「料理を作り始めると無心になっている」ことに気づいて、
 かなりの頻度で作り置きに勤しんでいる。
 冷凍庫は常にストック品でいっぱいだ。
 せっかくなので、すべて写真に撮り収め、
 いつも救援物資を送ってくれる母にご報告。

 「驚きました。どうしちゃったの?!」

 その驚きぶりに、びっくりした娘であった(笑)

 写真は、ある日曜朝の手抜き朝ご飯。つまり前夜のものが半分。
 茄子のおみそ汁、炊き込みご飯と、温野菜をチーズドレッシングと手持ちのソースで和えて。
 甘い黒豆ちょこっと。
 綺麗なお箸は伯母ちゃんからの頂き物です。

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温かな匂い。 :: 2012/11/04(Sun)

 子どもの頃はずっと暗くなるまで外で友達と遊んでいた。窓を開けて母が顔を出し、「そろそろ夕飯よ、帰ってきなさーい」と呼ばれる。必ず、「もうちょっとだけー!」と言って、もう殆ど見えなくなってきた白い球を追ってキャッチボールがやめられなかった。
 あちらこちらの家から温かな夕飯の匂いがしてきていたっけ。今は各家庭は、もっと多様な生活時間だろうから、一律にそんな匂いが立ちこめることはあまりないだろう。
 カレーやシチュー、温かな煮物。ごく希に、夕刻に住宅地域を歩いていると、ふとそんな匂いを嗅ぐことがある。高度経済成長期以後、80年代頃の心象風景を思い出す。それは、もはや格別に懐かしい。
 当時、母は「婦人の友」だったか、あるいは栄養学が学べるような、当時の専業主婦層の多くが手に取っていただろう雑誌を愛読していたかと思う。素朴な挿絵が好きだったな。食べ物を題材にした随筆が、何故か好きだったことも思いだす。そんな風に時代を語るくらいに年齢を重ねた。

 
 朝活をはじめたばかりの頃、前夜にかなり早めに食事を済ませても、早朝に食べると胃がもたれて仕方がなかった。そこで、以後は「朝は温かいスープから」と決めて食べるようになってから、とても調子がよい。
 気温が下がった最近は、二つの鍋に二つの煮込みスープを作って、毎朝晩に火を通し、具を足しながら3日程度、続けて頂いている。

具だくさんのミルクスープ ミルクをどうしても余らせがちなので、先日からミルクスープを沢山作った。野菜をベーコンと一緒にバターで炒める一手間があると、それだけで絶品になるが、ただミルクに好きな野菜やきのこ類、根菜も放り込んだだけでも十分に美味しい。コンソメや塩こしょう、その日の気分で甘みを加えたりカレー風味にしたり、少しずつマイナーチェンジしながらコトコト煮込むうちに(おおげさですが)得も言われぬ味わいになってきた。
 もう一品は、簡単なだしをベースにしたあっさりスープ。ワカメやビーンズ、ねばねば系やネギなどを投入。朝は、気が向けば両方をお椀に半分ずつ頂く。
 寝ぼけまなこで起きたら、のっそりとキッチンに出向いてスープにゆっくりと火を通す。その間に顔を洗って化粧水をつけている間に「くつくつくつ」と鍋が、食べ時を報せてくれる。そのころ、我が家のリビングは「あの頃の匂い」に包まれている。寒い朝の温かなスープはからだも心もほくほくにして、思わず「ごちそーさまぁ!」を子どものように一人言いながら幸福な時間を過す。

 旬のもの。
 週末に地域のとある自助グループの女性と久々に会って、色々と募る話をした。いつしか自分は、地域コミュニティに根ざす研究者として生きたいと願うようになっている。
 彼女から珍しいお土産を頂いた。「栗のジャム」だ。ようするに栗にほどよく砂糖を混ぜてペーストにしたシンプルなものだけれど、素材がよいのか、上品なモンブランに使われているような素朴ながら、品のよいお味。
 今日は、ほんのちょっとだけ塩味を効かせて煮て冷やしておいたさつまいもに、ちょっぴり栗ジャムをのせてスイーツ風に。自分でいれた珈琲にはシナモンを加えて。そんなワタシに、ほぼ「酔いしれ気味」。

 身体スペック。BMI14.6。軽めだが、調子がよい。腹筋はゆるやかに効果を発していると思われ、講義が続いても辛くない。多品目を満足して食べ、夜はすっかりエネルギーを使い切る。寝付きに悩んでいた睡眠障害気味の頃が嘘みたい。

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