風と君を待つだけ

~my ordinary days vol.3~




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写真を撮る人の気持ちと、瞬発力。 :: 2012/04/12(Thu)

 私が日々、記録するのはもっぱら学生たち。

 今のところ「撮りたい」のか「人々に接近したい」のか欲求の根元はよくわからないまま。
 でも、カメラがあると人に近寄りやすくなる。ある場合は向こうから近寄って来たりもする。近寄るからには、こちらも無礼でないように自然とテンションを巻き上げて一生懸命の笑顔で参りますとも。たとえ元気がなかったり、低空飛行気味な自分であっても。そんな時こそ、撮った写真には笑顔やご機嫌が一杯に咲いていて欲しいと切望するゆえ。

 カメラを向けた瞬間にぱーーーっと明るい雰囲気を発することが出来るのは才能だと思う。大勢若い人たちを撮影してきてだんだん分ってきた。自分はかなり長い間撮られているけれども、そういった才能はない。
 でも、それは資質というより案外、慣れによって育つものかもしれない。はたまた、案外、そういった屈託なさは子ども時代は備えているものだけれど、どこか成長過程で削がれるのかもしれない。
 
 一つ気づいたことには、しょっちゅうカメラを向けて撮影していると、学生たちは明らかにオーラを出す「瞬発力」が付いてくるということ。撮影して「いちばんよく撮れた」と思えたら出来るだけ見て貰うようにしている。あなた達をこんな風に素敵に思っている、というラブレターみたいなものじゃないかな。とは言え、私はだいたい2人以上で群れている様子ばかり撮りたくなる模様。誰かと誰か。そして誰か。撮る私と群れとの相互作用。

小学生ぼーず。 若いと言えば、この小学生たち。
 公園で出会った全く知らないよその子なんだけど、
 カメラを持ってしゃがんでいただけで、芝生から転がり落ちてきた瞬間に
 「ほれっ、撮れ!」と言わぬばかりにこのポーズを決めて見せた。
 あとから見直してつくづく「お~、見事だ~」と関心。
 完全にこちらが撮らされている。
 
 こうゆう遊び、何歳まで出来るでしょう。

ぼーずたち2 私の研究室で学生達のビッグマミーだった女性はお子さん3人を育てた60歳。
 でも、彼女ならばこの子たちといっしょにこの芝生を転がって来ると思う。自分が若かったときは「還暦」と聞けばもう生命体の終盤で、だんだん枯れゆく印象があったけれど、今は全然違う。
 小田さんだって10年前より、今のほうが断然、可愛いらしくて魅力的。素直になってお節介になって人を笑わせたいと願うようになって。
 
 子どもたちよ、希望ある未来を切り開けと言うならば
 年を重ねることが楽しくて仕方なく、そしてそれが素敵なことに見えなくちゃなぁ。
  1. 未分類
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comment

Megさん、こんばんは。
今回の記事は思いっきり「写真」に関してですね。これはコメントしなくてどーするってことでハルバルやって参りました。
と言うわけで・・・

いつも笑顔を撮るために自分もハイテンションで必死で笑顔になって撮影に臨んでいますが、もしもそれが逆で自分が撮られる立場だったら、弾けるような表情や笑顔を作るのはちょっと無理かもって思います。
それは要するに「シャイ」だからなんですが、そういったことをしてきた経験が子供の頃からそれほど無いんですね。
だから、自分は撮られるよりも撮る方が楽です。

だけれど撮るときにハイテンションで笑顔になるのは、それはそれで撮影技術の一つだと思っています。
しかもテンションが高すぎて後で体力が空っぽになるぐらい全力を出しますから、撮る方が楽だと言いながらも、決して楽な作業ではありません。

で、何が言いたいかというと(笑)、だからこそ

>ぱーーーっと明るい雰囲気を発することが出来るのは才能だと思う

そう、才能ですよね。
社会性、あるいは社交性があると言うことでもあるのでしょうが、子供は(大人でも)模倣の生き物ですから、きっと身近にその才能を持った人がいたのでしょうね、親や友達など。
そう言えば、親子連れを撮ったときにそういう感じが強くします。親が被写体として明るい人ならばその子供も明るく、そうでない人はそうでないことが多い気がするんです。
だとすると才能と言うよりも「経験」になるのかも知れませんが、そういう現場に数多く臨んでいる自分がちっとも真似が出来ないのだから、やっぱり才能なのでしょうね。

>「ほれっ、撮れ!」と言わぬばかりにこのポーズを決めて見せた。

これはね、きっと彼らの計画的犯行なのですよ(笑)
恐らく一番前の子が首謀者ですね。撮られ慣れていて、その上でお茶目な性格なんでしょうね(笑)
でも、後ろでピースをしている子も絶妙な角度でやってますよね。相談無く瞬時にこのポーズが出来ていたら大したものです(笑)

人を撮るというのは責任が伴います。それはプロだからとかではなく、また肖像権やプライバシーなどの権利や法律、モラルの話しでも無いです。
被写体が人である以上、撮った側が満足すれば良いということでなく、それ以上に撮られた側が喜んでくれなければなりません。それが撮る側の責任です。相手があって初めて成り立つ撮影なのですから。
風景や物であれば、下手くそに撮っても被写体は決して文句を言いませんから責任は全然無いです。
そう言いながらも、僕はいつも自己満足で終わってしまっていますが(^^;
  1. 2012/04/13(Fri) 22:21:48 |
  2. URL |
  3. akasaka #r5rhURPY
  4. [ 編集 ]

akasakaさん、遠いところから遙々ようこそ(笑)

あのですね、このところ卒業式から入学式、新入生歓迎会などと
「撮影」する機会が目白押しなのですよ。
そうした折りに、時々「先生も一緒に。。。」という流れになりますが、
私もSatoさん以外なら、自分が撮影するほうがずっと楽だし、好きみたいです。

「撮らせて頂く人たち」には精一杯微笑みかけることが出来るんですよ、多分、満面の笑みで。
そこには「彼らの素敵を撮る!」「できるだけいい写真を!」と
素人なりに挑んでいる自分がいます。
でも、撮られるのは、以上の裁量とその責任の外側の営みなので・・・
要するに「あまり信頼していない」っていうことなのかもしれません(苦笑)

極端な例ですが、その華やかな場でのノリで自分の古いケータイなんかを取り出し、学生と私を撮ろうとする男性の方がいました。
そんなカメラで?!という以前に、実にその様子が「無造作」で(苦笑)
その構え方と言い、はい、ちーーずっ・・・・・・て言ってからの
やたら長い間などを感じていると学生が
「ま、まばたき我慢できへん・・・」と隣で固まっていく様子や、
自分の「きっと不審に満ちた表情」を想像して、
絶対に後で消してくださいねと言いたくなる写真だな、
と確信するのです。

カメラを持っているのが学生だと、自分も少しは柔和な表情をしている気はします。
こんなに普段、撮影されているのに、あるいは比較的、人前で話す仕事でもあるのに、
私は多分、撮られる資質が驚くほど低い。ですが、両親は全くそんなことありませんよ^^

もっとも娘の私が撮影しているからだと思いますが
(もうね、ちょっとでも可愛く撮っておきたいのです、自分の親たちを:笑)、
母はカメラを向けたときにきゅっと上がる綺麗な口角を持っています。
父のほうがちょっと無表情に構えがちなので、もしかしたら私は本質的には父似なのかな。

長く沢山撮られるうちに「撮るひととの安心できる信頼関係」は
人を被写体とした場合は、必要にして最低条件だと悟っております。
Satoさんは常にニコニコしている撮影者ではないし(笑)ときには不機嫌でさえありますが、
それでも私は根本的には安心して信頼しているので、
「次」もまた撮られましょうか、一緒に励みましょうと思えるのだと思いました。

一方、大学に卒業写真などを撮影しにくるカメラマンさん達には
毎年、私は不信感ムンムンです(これはある意味、上手に撮って貰い続けている弊害です:苦笑)。
彼らは記録だけしにきていて、写真によい「かかわり」を写し取れるとは思っていない分、
もしかすると一期一会であってもよい写真をと望む強欲な私よりずっと謙虚な方々かもしれませんが。

私の素人写真でも、学生同士、もしくは私とのかかわりが滲む写真を
学生たちが気に入るのは当然かと思いますね。
多くはご機嫌に私につき合ってくれますが、もしかするとヤだなぁと思ってつき合って
くれている学生もいるかもしれないな・・・シャイな学生ほど、とくに本人が気に入るように
撮りたいな、と祈るように思いつつ撮らせて頂いています。

私みたいな頭でっかちの人間や、シャイな人、写真を撮られ慣れていない人、
苦手な人、嫌いな人などが様々にいるなかで、
撮り終えたあとに「へとへと」になるまで被写体を想い、よい写真に執着し、
テンションを巻き上げて努力されているakasakaさんみたいな方に
私の学生たちも一度撮って欲しい!!って思いますね。
腕も技術も、そして人間性も信頼できる人に。

ところで、akasakaさんも撮る人によってはきっと、にこーっと自然に笑うんじゃないかな。
お嬢さんなどに撮って貰えるといいですね♪♪

>これはね、きっと彼らの計画的犯行なのですよ(笑)
>恐らく一番前の子が首謀者ですね。
>撮られ慣れていて、その上でお茶目な性格なんでしょうね(笑)

このくらいの年頃の男の子たち特有なのでしょうか。
ほんとうに一瞬だったんですよ?(笑)
ごろごろごろ・・・と転がってくるーーーっ!カメラ構える!
ぱっと私の目前でこのポーズ!!ってね、なんちゅう絶妙な(笑)
そういえば天才的にひょうきんな小学生時代の同級生を思い出しました。

この子たちはもしかすると、こんなに屈託がなく見えても、学校ではちょっと生きづらい
と思う関係性も経験していたり、彼らなりのしんどさって十分にあるんじゃないかと想像するんですね。
そして、これが彼らの自己演出であったとしても、見せたい自分たちが「これ」なのだから、
私はその物語をうんと大切にして撮ってあげたい!
・・・とは後から思ったことなのですが・・・。

>人を撮るというのは責任が伴います。

素人の私なりの理解ですが、本当にそう感じています。

これ以上、こんな私が理屈をこねると何か罰が当たりそうなので
もう、このくらいでやめておきます(←もう遅いですね:笑)

でも、プロカメラマンのakasakaさんとこんな風にお話させて頂けるなんて
よく考えるまでもなく光栄なことです!
まったく・・・小生意気な娘じゃと「心」で思っておいてくださいませ(笑)
  1. 2012/04/14(Sat) 01:12:20 |
  2. URL |
  3. Meg #T0ca3UNU
  4. [ 編集 ]

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