風と君を待つだけ

~my ordinary days vol.3~




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アイのために :: 2009/04/22(Wed)

目下、たいへんな経済発展の時期にある中国。そんなお国から留学してきた大学院生・男子とゼミ。非常に温和そうに見える彼だけれども、その野望は「日本で学んだことを国に帰ってビジネスに活かす!」だそうだ。しかも、先日、私と話していて、にわかに思いついた事らしい。まるで計画性と言うものを欠いているようだけれど、中国青年の大半は、そんな風に根拠がなくとも大志を抱くのが当然なのだそうだ。
 
 その、将来期待に対する大胆さは、きっと今の日本人男子にはあまり見られない特徴だろう。平成を生きる男子の多くは、日本の将来にさほど期待していないので「将来、お金もちになる」とか「将来、有名なる」とか、そういう分かりやすいものから離れた独自の価値観(ある意味で、狭い親密世界のなかで)において満足する方法を模索中だと示すデータもあるよ・・・という話題で彼と雑談をしていた。
 
 ところで、彼が知っている日本人タレントや芸能人は、スマップ(なかでもキムタク)、山ピー、堀北まきちゃんであった。キムタクと山ピーに見る「男性性」における微妙な違いと、より若年の平成を生きる男子のお手本は、どちらかと言えば、キムタクみたいにわかりやすいカッコ良さとは一線と画した、繊細さ、女性性、ニュアンス性を持っているように”見える”男、山ピーだという『説』を、その前髪の特徴も付け加えながら独自の考えを加えて説明する(実際、彼がどういった男性なのかは当然、私は知らない)。本当はオダギリジョーも例に挙げたかったが、彼のことは知らないそうだ。でも、律儀にメモをとっていた。
 
 実は先日、こたつに寝転びながら1時間程度でその手の本を読んじゃったのだ(『平成男子図鑑』)。貸してくれたのは、私よりも一回り以上はなれた女性教員。おそらく「あたしは読む気がしないけれど、あなた読んだら適当に解説してちょーだいね」というメタ・メッセージと受け取った。そこに書いてあったことの真偽は定かではないが、現代日本青年の象徴としてはなんとなくそうかなと思えたし、中国人の彼にも意外とあっさり伝わってしまった。
 
 「○○君の周りの日本人男子たちって、あまりガツガツして見えないんじゃない??」と聞いてみると「がつがつ」の意味を電子辞書で調べていた彼。そして意味を知るなり「あーーぁ(納得の声)、そう言えば、ちょっと、なよなよしてると思います。眉毛も女性のように整っています」と穏便に笑った。”ガツガツ”より先に”なよなよ”の意味を覚えていることが面白い。

 そう言えば、ゆうべテレビで観た「アカペラ甲子園」でも女子よりも、男子のほうが歌い終わった途端に手放しで涙していた気がする。別段、男子が泣いたって構わない。今はおじさんだってとても容易く泣く。「涙」はメディアが提供する一番のエンターテイメントでもある。

sakura2009 ところで、彼には母国で同級生だったしっかり者なカノジョがいて、日本内で遠距離恋愛中だそうだ。ある男性の先生に「きみは、あれだね。アイのために留学したんだね(笑)」と言われていると照れくさそうに報告してくれた。彼のことを見ていると、何か不思議な感じがする。そう、ちょうど私が大学生くらいだった頃の同級生男子を見ているそんな感じがするのだ。 


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