風と君を待つだけ

~my ordinary days vol.3~




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恩師へのてがみ :: 2009/05/11(Mon)

 拝啓 
 新緑の美しい季節となりました。先生、お変わりなくお過ごしでしょうか。先日は、ご出版されたばかりのご本をお送り頂きましてありがとうございました。先生のご講演と記念会のご案内を頂きましたが、仕事の都合上おうかがいできなかったことが、とても心残りで久しぶりにお手紙をしたためようと思いました。
 
 ご著書のタイトルには見た瞬間に鮮烈な魅力を感じ、「精読」とまでは参りませんが、早速読ませて頂きました。改めて、先生の書かれる文章が、精密で科学的である同時に、日本語として、とても美しいことを実感いたしました。それゆえに「頭」だけではなく、「心」に迫り来るような学術的書物である印象を抱きました。
 
 私は新しい職場に着任してようやく3年目を迎えましたが、目先の雑用や授業構成などばかりに少々振り回され気味であることを恥ずかしく思います。先生のご本を拝読し、論文を書く際には研ぎ澄まされた科学的レトリックがいかに重要であるか、そして理論における古典をきちんと学んでおくことがいかに大切であるかを痛感し、もっともっと勉強を続けていかねばならないと思いました。
 
 先生がご著書を執筆されるにあたり、ご家族の皆さまが草稿を読まれ、ご本の完成に大きく貢献されたことを知り、たいへん感銘を受けました。学生時代に先生から沢山うかがったご家族のお話が懐かしくよみがえります・・・。「家族とはクスリもなりリスクにもなり得る」とは、先生もよくご存じのS先生が書かれた本に見つけた言葉ですが、私自身は未だ家族からは「クスリ」の部分だけを一方的に享受している頼りない娘の地位に甘んじております。このような私ですが、今度も社会の変動を見つめながら、慎ましくも私なりの研究を進めてゆければと感じています。
 このような機会を得て、今一度、私は先生を恩師として持てましたことに改めて感謝をし、心から喜びたい気持ちでおります。今年も、何処かの学会で先生の笑顔にお目にかかれましたら私は大変嬉しく存じます。
 
 それでは、先生とご家族の皆さまのご多幸とご健康をお祈りしております。

 追伸:お恥ずかしいしですが、最近撮影した写真をお送りします。できるだけ小さめに写っているものを・・・「私は元気です」とお伝えしたく。 
  
                                                    敬具


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