風と君を待つだけ

~my ordinary days vol.3~




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文化交流。 :: 2009/05/27(Wed)

 院生ゼミ。中国からの留学生青年に、関西における「ボケ」と「ツッコミ」を教える。もちろん、教えてくれなどとは一言も言われてはいないが、日中比較の論文の内容と彼自身がお国の人として生きている現実とのささいなギャップに関する言及は非常に示唆に富み、実際のところ、半分くらいはこちらが教えて頂いているといった実感。
 それで、お礼と言っては何だが、日本の関西圏で生きていくための処世術を伝授しようと思った。

 「ボケ」とは、おもしろ可笑しくトボケるの意味である。そのメタメッセージとしては「私を構ってください」である。「つっこみ」とはすなわち、そうした関西人特有の承認欲求に対しておおいに貢献する「人類愛」である。基本は「なんでやねーん」と言っておればよい。かなり頻度の高い言葉ではあるが、黙られるのが一番彼らには堪える仕打ちなので、言わないよりはマシである。

ハミングしているのは何でしょう♪ 実例を示そう。以下は、ボケにたいしてボケで応え、さらに周囲にツッコミをさせる高尚な手段である。私が廊下を歩いている。むこうから知り合いの男子学生がやってくる。私は窓からさんさんと降り注ぐ紫外線を避けるようにして目を細め、手の平を窓側にかざして歩いている。その手の隙間から男子学生が、わざわざこちらの顔をのぞき込み、「せんせー、そんなにこのオレが眩しいんすか?!」と嬉しそうに聞jく。ここで愛ある関西人は「そんなわけないじゃん」と冷たくあしらってはならない。「そやねん。○○君がイケメン過ぎて目が開けてられへんくらいにまぶし過ぎるわ!」と言ってあげる。

 ○○君は嬉しくて身もだえる。身もだえる理由は、「イケメン」と言われたからではなく、ボケに乗って来られたその事実にある。さらに、彼に同伴している友人が「せんせい、ほんまのこと言ったってください。ほんまは、コイツのデコ(額)がテカって眩しいすよね!?」とつっこむ。
 といったような一連の話をしてあげた後に、「どう?よくわかったかな?」と聞いてみると、留学生の彼、しばし考えて曰く。

 『わっかれへんわ!』
 よし、今日のメインのレクチャーは完璧や。

  1. 未分類
  2. | trackback:0
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<<赤いボーダー、ピンクのカメラ、若葉色の音。 | top | ちょっぴり違うくらいでいいの。>>


comment

Megさん、こんばんは。

なるほど、中国からの留学生に「ボケ」と「ツッコミ」を教えてあげたのですね。
それは、中国四千年の歴史においても初の試みですね。そもそも「ボケ」た瞬間に首をハネられる国ですからね。

それはともかく、問題はどんなギャグでも「どこが笑いのツボなのか」を説明すると、説明した途端に「よくよく考えてみれば、そんなに面白い話しじゃねーじゃん」となってしまうことですが(笑)

でもね、「ボケ」と「ツッコミ」が関西だけの文化だと思ったら大間違いですよ。
僕は子供の頃から人を笑わせるのが好きだったんですけど、たとえば小学校や中学の頃、先生が「この問題、判る人?!」と言うと必ず真っ先に手を挙げて、当てられたらすくっと立ってボケを連発するわけです。
まだ、吉本新喜劇を知らない時代ですよ。

その結果、教室中が大笑い・・・というより、すっかり皆は引いてしまったりするわけですが、少なくとも、ボケの文化は僕自身にそのとき既にあったのです!!しかも、かなり高度なボケです。関西とは比べものになんかなりません。
ただただ、ツッコミの文化が周りになかったことが当時の僕にとって最大の不幸でした。
  1. 2009/05/27(Wed) 22:35:43 |
  2. URL |
  3. akasaka #r5rhURPY
  4. [ 編集 ]

こんばんは、ポール・アカサカ★

なるほど!akasakaさんのギャグ歴は小学生の時代まで遡るわけなんだ、と納得しましたよ(笑)

>先生が「この問題、判る人?!」と言うと必ず真っ先に手を挙げて、当てられたらすくっと立ってボケを連発するわけです。

で、周りがドン引きしても一向にめげなかったというお話には
感激のあまり涙が出そうになりました(笑)
その当時に決して満たされなかった感情をいま、
とりわけ私のブログコメントにおおいにぶつけているのかと思うと
さらに感涙しそうであります!
歴史を超えて、人は「失われた何か」をこうして見つけることができるのですねv-406
私は大いなる愛でそれを受け止めてみせますとも!

・・・って何の話だっけ??(笑)
あぁ、そうそう。オーラルB?
あ、違ったか(笑)
私が小学生の頃のクラスメイトにも、akasakaさんみたいな
笑わせたがり屋さんがいました、いました^^
でも、こっちは関西。周りもやんやと盛り上げるので、
もう彼は昼休み中、マイ・オンステージ(要するに机の上)で
お尻フリフリの芸で悦に入っていましたねぇ。
あと、給食のときに牛乳を飲もうとするクラスメイトを
密やかに笑わして吹かせてやろうとする輩はやたらにおりました。
もうクラス中でその接戦が繰り広げられているわけです。

私はそういう環境に育って来たわけですが・・・

>関西とは比べものになんかなりません。

というご自身の自省の念は正しいと思いますよ^^

そうそう、「オヤジ・ギャグ」については私も説明不可能なんです。
今度、是非、そのセオリーに関してご教授ねがいます!
  1. 2009/05/27(Wed) 22:57:04 |
  2. URL |
  3. Meg #T0ca3UNU
  4. [ 編集 ]

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