風と君を待つだけ

~my ordinary days vol.3~




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他己紹介。 :: 2009/07/14(Tue)

 職場の女性ばかりが集まる会合と、そのあとのお食事会。私は本質的に全く社交的とは言えない人間にもかかわらず、そうした場所で何か話さねばならないとなると、何時の頃からだろう、生真面目に話すより、少しくすっと笑って貰えるような話を探してしまう。他の皆さんは、たいてい年長で立派な方々のなか緊張し続けるのは辛く、つい「若手ですのでご勘弁を」といった気持ちから生まれた意識なのかもしれない。
 だいたい初顔合わせの場では「自己紹介」するものだが、”前の席の人と仲良くなって、そのひとのことを皆さんに紹介する”「他己紹介」がその日は採用された。ある程度、年齢も経験も重ねて来た人々なので、目前の人物を紹介しながらも、上手に自分との接点を見つけつつ、自己紹介も兼ねてしまう。ほとんどの人は、その人の経歴や出身、専門分野などを次々紹介した。

何故かちょっぴり神妙な顔 一方、私は目前に座った働くお母さんである女性が発している柔らかいムードと品の良さについてまずは口火を切った。どちらかと言えば、自分は人が話す内容そのものよりも人となりのほうを観察してしまうタイプなのだと思い至った。彼女の雰囲気に合わせて品よくスピーチをはじめた途端、「結婚式のスピーチみたーい!」と親しい先輩教員からつっこみが入る。すかさず「ええ。わたくし、時折、こうゆうキャラになるんです。えへっへ」と返す様子に周りの人が可笑しそうにしていた。最後は、彼女のレトロな趣味に触れたところ「えー、私も好き好き~」という声が挙がったりしたので、皆に紹介するのはひとまず成功だと思えて安堵する。

 後ほど私を紹介してくれた彼女は「先生に今、癒し系の人間のように言って頂いたのですが、実は、そんなことはじめて言われました」と照れながら、最後には研究内容にも触れて「どうか、この大学に長く留まってご活躍を」と言ってくれた。
 帰宅時は、会食時には一度も直接にはお話しなかった少し年長の女性が、声をかけてくださって駅まで送ってくれた。その間、少しだけれど、私の専門に関わるお話を聞かせて貰ったところ「ずっと思い続けていたことをあなたに聞いて貰えてすっきり!私、期待しちゃう。あなた応援したくなる」とまで言って貰え、多忙を極めるなか、よき人々に出会えた素敵な夜になった。

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