風と君を待つだけ

~my ordinary days vol.3~




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ハッカ飴。 :: 2009/09/10(Thu)

 ゆうべからもう眠るときにクーラーは必要なくなった。たそがれ時に吹く風に秋を感じ始めると、訳もなく夕日に向かって走り出したくなる。もっとも気分的に、だけれど。

 幼い頃。幼稚園児とか、ひょっとしてもっと小さい頃、「きょうはいい日だったから、あしたはわるい日がくる」といった人生観を持っていた。いいことと悪いことは順番交代にやってくる。ドロップの缶に入っている嫌いな「ハッカ飴」を避けて、好きな味のドロップばかり取り出して食べていると、最後のほうはハッカ飴ばかりが残って悲しい。人生はドロップの缶のようなものだと思っていた。
 
 こんな達観した子どもは、きっと自分だけだと思っていたら、最近になってあるひとに「あ、それ、自分もそうだったよ」と言われて驚く。「ちっちゃいなりの防衛本能ってやつかな」と言われてあぁ、そうか、幼いながらにも「嫌なことが起きても覚悟を決めておけばきっと平気、乗り越えられる」と漠然と感じていたのだろうか。
 しかし、もう少し大きくなると、知ってしまう。どんなに不条理なことが起きたあとでも、必ずしもステキなことが起きるとは限らない。それから、さらに大人になればこんなことにも気づく。長いスパンでよいとき、よくないときはあるものの、そんなに決定的に幸福と不幸は分断してはいないということ。

 近頃、他者からの「評価」について考えさせられることがある。かつて小田さんは、自分の初めて作った映画が酷評されたとき、いい知れない腹立たしさを感じたそうだ。何かを創造したとき、何故頼みもしないのに「評論家」を自称する連中が綴る「評価」とセットなのだ。自分は少なくとも自分と同等の実践を行った人間の言葉にしか耳は貸したくない、とまで書いていた。すごくその気持ちは分かった。
 ただ、プロと呼ばれる人は必ずプロではないアマチュアの、あるいはプロの実力のない人々による「評価」にさらされるものなのだ。
 私は、この頃、ほんの少しだけ悟った。仮に、この授業の1回分にどれだけの準備をしたと思うんだ、とか、この半日の講義に命を削ったと言っても過言ではないとか、そんなことは全く関係ない。すべては、受け手の「主観」によって判定されるものが「結果」とみなされる。もっともそれに振り回される必要もなく、それらが自分にとっての「結果」のすべてではないとしても。
 いかに奮闘しようとも、おおいになる不条理に苛まれることだって当然ある。しかし、自分としての「本気120%」くらいの気概で臨んだことは、例え全員に伝わらなくとも、必ずや何人かにはまっすぐに受け入れられ、共感を得るという事実は身をもって知るようになってきた。ときに時間を経ながら。ときに瞬時に。
 
 これからもそうやって進んでいこうと思うのだ。

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comment

Megさん、こんばんにゃ~。

ご無沙汰してました(^^;

akasakaさんも書いておられましたが、今回の記事は僕も共感するところがありました。

>プロと呼ばれる人は必ずプロではないアマチュアの、あるいはプロの実力のない人々による「評価」にさらされるもの

そう、そうなんですよね。
自分がどれだけ努力しても、苦労しても、それ(アマチュアの目?)がある意味すべてなんじゃないか、って思う事があります。
でも、僕は自分がこれ!!って思う写真を撮りたいんです。
そう思えない写真を撮るのが、すごく苦痛だったりします。
仕事で写真を撮ってる人間の言う事じゃないんですけどね(^^;

akasakaさんのブログでも書きましたが、そのプロとアマチュアの感覚の違いを如何に埋めていくか、が今の僕の課題でもあります。
とても難しい事なのかもしれませんが(^^;
難しいかもしれませんが、できる事を少しずつでもしていれば少しはその差が埋められるんじゃないかと。
できる努力はしておいた方が、いいかな、なんて。

でも、頑張った分は必ず誰かに伝わるような気がするんです。
それが例えば一人だけだとしても。
それは自分にとってとても大事な事だと思うんですよね。

例えば、Satoさんが撮る最近のMegさんの写真。
正直、悔しいんです。
本当に写真が上手くなってると思いますから。
本当に写真とはなんぞや、っていつも考えながら、一生懸命撮ってるんだろうなぁ、って思います。
僕なんて、逆に自分の写真が撮れなくてもがいてる最中ですから(苦笑
mihoちゃんがいつも僕を支えてくれるので(写真とか色々(笑)、まだなんとかなってますが(^^;

でも、どんなに考えても答えがある訳じゃないだろうし、とにかく走り続けるしかないのかな、なんて思います。
コケそうですけど(笑
ちなみに最近コケて膝を怪我しました(笑

で、ちょっと話は変わりますが、mihoちゃんがフラワーアレンジメントの講習を受けるって言い出したんです。
今まで、僕が写真をしてるのを見続けてきて、自分でも何か見付けたいと思ってたそうです。
最近、舜が花や植物を大事に育ててるのを一緒に見て、考えてたら、「これだ!!」って。

これから先、本当に自分の大事なものになるかどうかはまだわからないですけど、とにかく行動を始めました。
僕もブライダルとかも撮りますし、僕とmihoちゃんの共通の友人が着物の着付けの資格を取ったんです。
いつか一緒に仕事ができたら、楽しいかな、なんて(^^
とにかく、mihoちゃんが僕に言われたからじゃなく、自分でそうしたいと思って始めてくれたのが、すごく嬉しいんです。

良かったら、Megさんも応援してあげてくださいね。

なんだか思うままに書いてしまって、意味が伝わりにくいですね・・・
akasakaさんのブログと同じように、長文になってしまってごめんなさい(^^;
  1. 2009/09/13(Sun) 23:10:41 |
  2. URL |
  3. kei #-
  4. [ 編集 ]

keiさん、こんにちは。

ゆうべは出張帰りでへろへろになっていましたので、
内容だけは、しかと読ませて頂いてから眠りました(笑)
本日は、自宅にて執筆仕事です。

さて、コケて膝を怪我したとのことですが、大丈夫ですか??
keiさんって日常の動きがダイナミックなんでしょうね。それだけにどこか痛めてしまった・・・という話、そうそうakasakaさんなんかもそうですが、よく聞きますよね。おふたりとも、お大事に^^私は運動不足でコケる可能性が高いので気をつけます(笑)

「評価」の話って、誰にとっても割と普遍的テーマになり得るのでしょうね・・・。これは多分、突き詰めてゆけば「人は必ずそれぞれに違うけれども、共通する部分も多分にある」というセオリーに行き着くのかもしれませんね。

>でも、僕は自分がこれ!!って思う写真を撮りたいんです。
>そう思えない写真を撮るのが、すごく苦痛だったりします。

これはどう解釈したらいいかな。自分がこれ!という写真と、プロとして求められる写真が(お客さんのニーズ)が根本的ズレてしまうけれど、プロである限りはニーズを満たすことが必要だからそのジレンマに悩んじゃうってことかしら・・・。

私の仕事でも、いろいろな人々から評価を受けますが、まずは「自己評価」を表明しなければならないのですよね。それをもとに第三者が再評価したり、もっとも身近では最近はどこの大学でもやっている学生による授業評価ですね(正しくは「教員評価」と言うべきかと思いますが)。
十何項目かのアンケートに学生が半期の講義終了時に回答することになっています。
「熱意や誠意が感じられたか」とか「十分に準備されていたと思うか」とか「興味関心が持てたか」とか、ね。それを熱心に毎回授業にやって来て真面目に受ける学生と、明け方までカラオケで遊んで来てうとうとしてばかりの学生にも、そもそもやる気も関心もないけれども単位だけ揃えに来ている学生にも、全員に同じ質問をして、彼らの評価の平均値が、公表されるわけです。

こうやって書くだけで、この評価システムへの賛否両論が常に現場では渦巻いていることは想像して貰えるかと思うのですね。

ただ、keiさんも言うように、

>でも、頑張った分は必ず誰かに伝わるような気がするんです。
>それが例えば一人だけだとしても。
>それは自分にとってとても大事な事だと思うんですよね。

そのとおりだと思うのです。「伝わるかどうか」は実は、こちらの力量とは無関係に相手の資質にゆだねられていることが多々あります。それは否定できません。
ただ、最近の私は「評価はあり」、と考えます。
それこそ、これまでにないくらいに必死でやった、準備もやった、そしてやっている時にある程度の手応えも感じた、という仕事について言えば、全く無反応であった試しはありません。
たいてい、数名のひとが講義終わりに「聞けてよかった・・・」と握手を求めてきてくれたりします。
受けてよかった、ありがとうって。100店満点は取れなくても、すぐにその人の人生や生活に取り入れられないとしても、「熱意を感じた」という評価をおおむね受け取ることができます。もちろん、そうした全体評価とは異なり、全く評価してくれない人が居たとしても、それはそのひとなりの事情に依る部分も大きいのかと思います。

これが、人はみな色々だけれど「共通点」があると感じる所以でもありますね。
万人にすべてが伝わることはまずないけれども、どんな人々に何を伝えたいのかという明確な意志のもとに、どんな準備をすればいいかという模索を続けてゆけば、ある程度は実っていくと思うし、その時点での「評価」は、暫定的なめやすの資料くらいに捉えています。
本当は自分がどこまでやれたか、どこまで努力したかは自分しか知らないし、他者からの評価だけにゆらゆらしてばかり、というのもよろしくないとは思うのですよね。

で、面白いんだけれど、いかに「評価」「評価」って言われても、純然たる学者タイプって案外、我が道をゆく人が多いんですよ(笑)「自分はすごーく面白いと思っているのに、一般的にはあんまりウケないって言う・・・。」でも、その世間の「誰も注目しない部分」を執拗に研究できて、新しいことを発見できる資質って素晴らしいわけで、そのあたりの変人ぶりを理解して貰うと、もう少し大学人に求めるものが変わると思うんですが・・・と最近、宇宙の科学をやっている同僚とお話をしました(笑)

>例えば、Satoさんが撮る最近のMegさんの写真。
>正直、悔しいんです。
>本当に写真が上手くなってると思いますから。

Satoさんに言ってやってください(笑)
あれこれと模索しながら頑張っているかと私も感じます。
確かに、とても上手になりましたよね!撮影する前は光を丹念に読んでいます。
カメラを設定するのには未だに時間かけているみたいですが、いざ撮影となると、シャッター切るのがすごく早いです。待たされないって撮られるほうは楽です。
前はカメラ構えてから撮るまで結構長くて疲れました(笑)
最近は、撮られるのを意識してない表情も多分に狙っているようです。
でも、相変わらず割との黙々と撮影していますよ。
お、いい感じだなと思い始めると、うっすら口元に微笑みをたたえはじめますが(なんちゅう地味な変化!)。

さて、mihoさんはフラワーアレンジメントの講習を受け始めたいと!
いいですね^^
瞬くんも植物が好きみたいだし、お花をきれいに生ける人って
美的センスが磨かれるのか、写真でお花撮るのも上手だなぁと思うのですよ。
私も、もちろん応援しますとも!!

>いつか一緒に仕事ができたら、楽しいかな、なんて(^^
>とにかく、mihoちゃんが僕に言われたからじゃなく、自分でそうしたいと思って始めてくれたのが、すごく嬉しいんです。

あらぁ・・・素敵なラブレターですね(*^^*)

私が、もう何も言うことはあるまい(笑)

いつか、mihoさんのアレンジしたお花を瞬くんに持たせて
(男の子×お花)なんて言う未知なる写真の世界を是非
披露してください!!^^
  1. 2009/09/14(Mon) 12:28:42 |
  2. URL |
  3. Meg #T0ca3UNU
  4. [ 編集 ]

Megさん、keiさん、こんばんは。
お二人ともすごい長文なので、ちょっと短めにってことで・・・(^^;

>ドロップの缶に入っている嫌いな「ハッカ飴」を避けて

カラカラと缶を振って手のひらに出てきてしまった白いハッカ飴は、その事実が無かったかの如く、缶の中に舞い戻ってきましたよね(笑)

それにしても、何故「サクマ」はドロップの中にあの飴を入れていたのでしょうね。
イチゴやブドウなどの人気商品だけで良かったのに・・・と思ってちょっとネットを調べてみたら、なんとっ!

『サクマ式ドロップスと言えば、中に数個しかないハツカが楽しみだつた』

『カラカラと音をたてて出したドロップが、白いハッカや茶色のチョコレートだつた瞬間は、一寸うれしいものでした。』

などとハッカ飴が「当たり」だと思っている人も世の中にはいるではありませんか!!

要するに、物事は考え方次第だということでして、そろそろハッカ飴が似合うセクシーな大人になったのではないかと思う今日この頃です・・・意味不明(笑)
  1. 2009/09/15(Tue) 20:37:02 |
  2. URL |
  3. akasaka #r5rhURPY
  4. [ 編集 ]

akasakaさん、こんばんは^^

私は放っておくと幾らでも長文になるんですよ。
で、本来であれば要らない部分を編集しなければならないの
ですが、keiさんも一杯書いてくださったので
今回はノーカット版でお届けしました(笑)

>カラカラと缶を振って手のひらに出てきてしまった白いハッカ飴は、その事実が無かったかの如く、缶の中に舞い戻ってきましたよね(笑)

でしょ?お豆腐をコケて(akasakaさんはチビの時はどんくさかったんですね・・・ぐっふふ:笑)
ばらまいていたakasakaさんもそうだったでしょ?
あれを子どもが好んで食べると思いませんよね。

でも、今思うと、あのハッカ飴には人生の哲学が
詰まっていたんですね・・・素晴らしい。
子どもの頃、1日おきに「いいひ」「わるいひ」が来ると
思っていた私に、ハッカ飴は「人生には苦い部分もある」と教え、
大人になってからは「その苦みこそが人生のエッセンス」だとさえ教えてくれているのですよね^^

>そろそろハッカ飴が似合うセクシーな大人になったのではないか

はい、セクシーな大人になりました、私(*^^*)

ん?違うの?(笑)
akasakaさんは「あなたってセクシーだわん」とか
女性に言われたことあるのでしょうか。

この前、さとさんに「akasakaさん、しょっちゅう腰とか痛めてるね」って私が言ったとき
「泣かせた女の怨念ちゃうか?むふふ」とか嬉しそうに言ってましたよ~!
  1. 2009/09/15(Tue) 20:56:57 |
  2. URL |
  3. Meg #T0ca3UNU
  4. [ 編集 ]

Megさん、akasakaさん、keiさん、こんばんは。

Megさん、先日は、メールを頂き、ありがとうございました。
不安もたくさんあるのですが、
みなさんの応援で、とっても前向きに頑張れそうです。
後ろは振り向かないほうなので(落し物にも気付かない(笑)
今日は夕日も綺麗でしたし♪
目標に向かって、真っ直ぐ走っていきますね。

ハッカ飴。
私・・・今も苦手です(><)
まだまだ、セクシーな大人になれそうにありません(笑)
なんだか、とっても懐かしくて、
この前買い物に行ったとき、思わず探してしまいました。
似たようなのはあったけれど、
昔と同じものは見つけることが出来ませんでした。

でも、小さい頃から、
「いいことと悪いことは順番交代にやってくる」
と、考えていたなんて、すごいですね!!
私、やっぱり昔から、頭の中は、空っぽでしたよぉ(苦笑)
  1. 2009/09/16(Wed) 18:52:03 |
  2. URL |
  3. miho #-
  4. [ 編集 ]

mihoさん、こんばんはっ★

>Megさん、先日は、メールを頂き、ありがとうございました。

いえいえ、携帯でも放っておいたら幾らでも長くなるメールでしょ?(笑)楽しく書きました。
お返事を読んで嬉しくなりました^^

>後ろは振り向かないほうなので(落し物にも気付かない(笑)
>今日は夕日も綺麗でしたし♪
>目標に向かって、真っ直ぐ走っていきますね。

いいんですよ、それで^^
落とし物したら、keiさんに拾って貰いましょう。
keiさんは、でも、夕日とか観たら思わず写真・・・写真って思って気づかない可能性もあるので、
今のうちに瞬くんとゆずちゃんに「私の落とし物に注意ね」
って言っておきましょうか!(笑)

ちなみに、私は日傘は「同行した人」に置き忘れないように
責任を持って貰う話はしたことがあるかと思いますが、
先日も電車を降りる時に、日傘を手すりに引っかけたまま忘れそうになって
隣に座っていたおじいさんに「お嬢さん、お嬢さん、傘をお忘れですよ・・・ははは」
と言って貰いました。
最後の「ははは」って?
きっとおじいさんの奥さんや娘さんもそういうタイプの人なのかしら、違う?(笑)

>なんだか、とっても懐かしくて、
>この前買い物に行ったとき、思わず探してしまいました。

そっかー。もうないのかなぁ。私も今度探してみよっと。
ちょっと昔は、時々、小さい子どもがあの缶を握りしめて
がらがら振って嬉しそうにしている姿を見かけたりしましたけれど・・。

>私、やっぱり昔から、頭の中は、空っぽでしたよぉ(苦笑)

そんな筈はないですよ^^

ま、天然なのかもしれませんが(笑)
→「mihoちゃんってそうなんですか?」keiさんに今度聞く(笑)
  1. 2009/09/16(Wed) 21:29:06 |
  2. URL |
  3. Meg #T0ca3UNU
  4. [ 編集 ]

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