風と君を待つだけ

~my ordinary days vol.3~




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ボクがボクであるために。 :: 2010/06/04(Fri)

 先月は、比較的大きい仕事の締め切りがめっぽう多かった。「締め切りに間に合わないかもしれない」ストレスはまだしも、「締め切りは過ぎてしまったのに、まだ仕上げられない」ストレス。最も厄介なのは「とにかく手をつけねばならないのに、全くやる気にならないのはいかなることか」といった類の、もうダメダメ人間そのものを自覚するストレスに苛まれた。しかし、結果としては乗り切ったのだ。もうそれでいいことにしよう。

 この怒涛の期間を過ぎ、私はつくづく自分が「こつこつタイプ」になれない事を悟る。何時でも短期集中・決戦型である。器量以上のエネルギーをごく短い時間に注ぎ、それゆえに些細なミスを後から取り戻さねばならなくなり、そのあとは疲れ果てて膨大な時間を死んだように過ごす。
 けれども、最近はさすがに多少学習したのだ。「準備の整った仕事はとても楽だ」という事実を。楽だと言うのは精神的な苦悩が、かなり減じられるという意味だ。まさに備えあれば憂いなし。

イケメン?と私。 さて、「自分を探す旅」に出ていた学生も二日ほどで戻ってきた。戻って来るなり研究室に行っても良いかと連絡が来た。しばしの面接で、彼は「自分は誰からも求められている気がしない」と語った。
 私は思った。私には大学時代、「この人にだけはどうしても認められたい」と思える先生が圧倒的な魅力で存在してくれていた。たいして話をした記憶もないのだけれど。非常に極論すれば、その存在から受ける何らかの肯定的な反応だけで生きて行くことが出来た。まさか、自分がそんな人物になり得るとはとても思えない。

 けれども僅か数名足らずでも、それほど強く求めるのであれば惜しみなく与えてやろうと思い到る。彼らの求める「承認」とやらを。
 その”自分さがしの旅人青年”を含むゼミ生達が集う部屋のホワイト・ボードには毎週、へんちくりんな落書きと同時に、そのすみっこの方に誰かが「独り言」を書き残している。

 「誰に何を言われても気にしない。だって、ボクはボクなのだから。ボクは自分を信じているのだから」

 誰に見てほしいのだろう。誰に見つめていて欲しいのだろう。そう思いながらゼミに赴くと黙ってそれを読んでいる私である。学生たちは何か言うのを期待しているだろか。けれども、振り返ると「さ、はじめようか」と私は言う。ただ、時々「つぶやき」が更新されていない週は「今日はないんだね?」と言ってみる。
 そして、この数ヶ月の間に撮影した彼らの素顔の写真を丁寧にレタッチして印刷し、ホワイトボードに丁寧に貼り始めている。
  

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