風と君を待つだけ

~my ordinary days vol.3~




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短期記憶から消える。 :: 2011/02/12(Sat)

 合同ゼミ発表会が何故か、連休の真ん中というサイアクな日に組まれてしまい、朝から出勤する。消耗するから黙っていようと思っていたが、そうも行かずよそのゼミの先生と小さき攻防を繰り広げる。雪の心配をしつつ、午後の遅い時間から卒論発表会前にまだ一山超えられない学生の対応をし、そのあと急かされている成績をつけて遅く戻った。

ほおづえ たぶん、本来の自分の器量の何倍も、たち動いているので、私の脳内には記憶が溜まらず飽和しているのだと思う。先日、下級生ゼミ室に赴くも筆記用具を忘れ、親切なTクンに「なんでもいいからペン借りられる?」と言うと、赤、青、緑、ピンクと多分5色くらい出してくれた。今、これを書いていて、その色が「完全に正しくない」自信がおおありである。よく「ハサミ・眼鏡・万年筆・クリップ・ホッチキス」などを見せて記憶して貰い、少し時間が経ったあとに「さきほど何をお見せしました?」と医者が患者に尋ねるアルツハイマー・テストで私は引っかかる気がしてならない。
 
 学生があれやこれやと話しかけて来るのに応じて、あわただしく研究室に戻り、次は上級生のゼミを。ふっとその夜、仕事している最中に「あ、ペン返すの忘れちゃったな」と思い出す。Tクンに携帯から「ごめんごめん。ペンを持って帰ってきちゃったみたい。青色だったね」とメールすると「いえ、青ではなく赤が戻ってませんが・・・」と不審そうに返信が来る。「あぁ、そうだった?!赤ならいっぱいあるから2本でも返すよ♪」と、殆どとぼけたままのお詫びをし、今日、その顔を見たので返した。・・・いや正確に言えば「返したらしい」のだ。 ペンを差し出しながら、もう次のことを考えて「全員、反省会するからゼミ室集合ね」とか言ったからだと思う。私は再び、研究室から赤ペンを持参し、「はい、これ返すね」と言ったものだから、「・・・・・先生、大丈夫っすか?返して貰いましたよ、さっき!ボケたんですか?」と言われるはめに。

 もー、そのくらい私は忙しいんだよぉ。と言い返そうと思ったけれど「もしかするとホントにボケたのかもしれない」と正直な気持ちが口とつくと、あたたかく、悲しげな、そして深い労りの眼差しを向けられたのだった。
 しかし、周囲では大きなペンケースを持ち歩いている時にゴトンと落っことしたことに何日も気づかなかっただの言っている先生もいれば、あちこちの研究室を巡回して要件を述べているうちに大きなバッグを何処かの部屋に置き去りにしたか判らなくなったとか、「でも、仕事しなくちゃいけない頃になると出てくるのよ、ちゃんと。何故かしら」と宣う方もいるし、たぶんまだ大丈夫だ。
 
 そういえば、かつての職場にいたな。
「昨日は飲み会お疲れ様です。ところで、ボクの自転車、知りませんか?」とオールメールで問い合わせていた若き学部長さんが。深い溝を自転車に乗ったまま飛んだことがあるなどの武勇伝が絶えなかった。こうなったら私もそのうち歴史に刻まれるような物忘れ武勇伝を職場に刻めるかもしれないな。
 

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