風と君を待つだけ

~my ordinary days vol.3~




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セツデン悲喜こもごも(その1) :: 2011/07/28(Thu)

 学生の頃、真夏の集中講義室のエアコンが効かなかったことを思い出した。先生が背中に滝のような汗をかいてシャツがべっとりと張り付いていた。そうやって半日の講義をしていたのだ。今の私だったら、多分午後の講義前に気絶しているかもしれぬ。
 学生であった我々でさえ、暑さで気が遠くなっていくのが分った。ノートを取ろうと俯いてシャープペンシルの先を見つめると、ぽとりと額の汗が落ち、書いた文字が滲む。そして、もはや、遠く蝉の音と古い扇風機が運ぶ生ぬるい風の音だけしか聞こえなくなったあの夏の日を思い出す。風流である・・・わけはないが、今の学生に「昔はさぁ」という苦労自慢の一つにはなる。

 我が職場では4日前からセツデン強化週間に入り、約半月以上に渡り、学生が使う講義室以外の事務室と研究室における全エアコン作動を一斉停止することを決めた。このお達しは突然、メール一本で舞い込んだ。
 
 ただし、学生とゼミをするときやにはエアコンは点けてもよいと知ったのは後日のこと。
 わざわざ事務職員が、研究室を周り、温度チェックの監視に入った。そうした役目をパートタイムや非正規の女性たちに引き受けさせている。この一点に限っては私は譲れない苦々しさを感じてはいた。
 
 節電が一定程度必要であることの共通認識があるにせよ、大学研究者達が「あー、そうですか」と言って申し立て一つなく実施するものだろうかと思っていた。たとえば、電力会社の目標水準の根拠について。あるいは、組織単位のセツデンお達しが、こうも唐突で一方的であったことや、個々の健康状況などの配慮抜きに全く一律に実施しようとしている姿勢について。

 だけれど、結果としてはおおむね「あー、そうですか」という感じで実施されたのだ。 
 


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