風と君を待つだけ

~my ordinary days vol.3~




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その日が来るまで その1 :: 2011/08/22(Mon)

 仕事を終えたその足で、会場に急いだ。無茶は承知のスケジューリング。待ち合わせ場所のベンチに腰を下ろすと、もはや立てる気さえしなかったが、それでも、会場までは行ったという事実だけでも作りたかった。このツアーがはじまって、3度目の参加。
 
 実は、先日、大学時代の同級生の結婚式に行けなかったかわりに、彼らの暮らす街に近いこの会場のチケットを二枚プレゼントした。大きな会場だけれど、同じ列の斜め前方に座っていた同級生の姿に私はまもなく気づいた。かなり久しぶりのちょっと奇妙な再会。「おーい!」と私は自分の席から派手に両手を振った。同級生の彼が照れくさそうな様子で片手をひょいと挙げて応じた。隣席の彼女は小柄で可憐な様子だ。ありがとうございます、と言うように柔らかなお辞儀をしてくれた。
 「めちゃくちゃ楽しかったよ。大好きな歌、いっぱい歌ってくれたな」とお礼のメールが来た。彼女はどのような感想だったのだろう。ただ、彼が自分だけで楽しい人ではないので「二人がとても楽しかった」のだろうと、シャイな性格を思い出しながら思った。「きっと幸せでいる」そんな気がした。

 この日の小田さんのMCトーンは控えめ。ただ、どれだけ野球が好きな少年だったかは、よく分った。「僕はね、三振は殆どしたことないですね・・・しなかったけど・・・今思うと、思い切って振り切ってなかったって事だったんだな」と、甲子園球児たちに今でも胸がときめく話をしてくれた。握ったマイクをバッドに見立てて「こうやってさ・・」とスイングする姿は、あれほどの大会場で話しを聴いている感じがしない。
 最近の会場には、小田さんと一回り程度しか違わない「かつての(野球をしていたかもしれない)少年」が大勢いる。アンコールで一度ならず二度も私の隣で「小田さん、ありがとー!」と、素晴らしくよく通る声を届けていた男性は、よく知っている中学校の先生の善良な雰囲気に似ていて微笑ましかった。
 
 つづく。

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