風と君を待つだけ

~my ordinary days vol.3~




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その日が来るまで その2 :: 2011/08/22(Mon)

 「僕はコンサートでアーチストの名前を呼ぶ人の気持ちがよく分らなかったんですが・・・僕は言ったことないし・・・でも、最近分りました。呼ぶとそっち、見るからだね?」と、解釈しているらしい小田さん。
 小田さんをの名を呼ぶ人たちは、小田さんとの一対一の関わり世界を占拠したい訳ではないと思う。私は隣の人が小田さんにお礼を伝えてくれたら嬉しい。私の小さな声の代わりに届けてほしい。

 最近では必ず、一度か二度ある出だしの「あ、間違えちゃったっ(悔しげに苦笑)」。何を間違えたのか分らないような時もある。でも、あれは滅多とない間違いだったと思う。耳にするだけで背筋が伸びる、あの名曲の美しいイントロ部分で、ピアノの音を思い切り外した時、思わず身を乗り出して手すりを掴んだ。「しまった」という顔。子どものように両手で頭を覆い、「しっかりしろ、俺」とばかりに、トントンと二回打つと直ぐにまた弾き直した(その愛らし過ぎる仕草は書き残しておきたかった)。
 二度目は、いつもに増して、たいせつに、たいせつに言葉とメロディーが刻みつけるように、たっぷりと歌われた「風の坂道」。この曲は、究極的に言えば私の人生の指針である。
 それ以降の小田さんの声は、この日、一曲を増すごとに艶めき、美しく、力強く、伸びやかに響き渡って行った。

 「風」や「空」、そして「時」。沢山の小田さんの歌詞に登場する。ずっと滞ることなく流れてゆく。晴れ渡る日も雨の日も。日々、変わりゆくけれど、いつも、必ずそこにあるものたち。自然と、これまでの人生に関わった沢山のひとびとが思い出された。なかには写真でしか見たことのない人たちも。
 思いだされるのは皆、笑顔ばかりだった。そのことに気づいたときに、あぁ、そうか。本当だったんだ。悲しかったことも嬉しかったことも時を超えて同じような形になってゆく。それは、凸凹していても、生き続けているからだ。そう思える。生きていることへの感謝がみなぎった。

前へ進め! 美しい照明がそうした気持ちに添うように、時に青空のように、満天の星空のように演出され、天井を何度も仰いだ。なんだかもう、まっすぐに伸びる小田さんの声と一緒に一筋の光になって空から自分を見つめているよう。
 
 小田さんが何を背負って、何処に向かって走っているか分る。客席で涙する人を見かけるたびに歌えなくなりそうになるのを堪えている。きっと、「その日が来るまで」本気で走ってゆく。だから、私も自分がすべきことを、与えられたことを、今ここで出来ることを、未熟でも未完でも懸命にやろうと、もう一度、思うのだ。

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Megちゃん、こんばんは。
今日も遅くまで仕事ご苦労さまです。

さて、我らが小田さんですが、もう3回一緒に観たんだけど、
最初に観た時より2回目、そして3回目と更に完成度というか
小田さんのこのツアーにかける思いみたいなのを感じて、心から
「凄い!」と思わずには居られないよね。

よく言うけど、小田さんぐらいのキャリアがあるアーティストは
普通どう考えても、全50回ほどの公演で、毎回30数曲、3時間超え
のプログラムなんて組まないと思うんだよね。

しかも、今回のツアーは極力MCを少なくして、ゲストもなし。
それで3時間超えてるんだから、もう驚異的でしょ。

そういや、今回はっきり認識したんだけど、小田さんの声ハンパ
ないね。もう今が全盛期と言っても過言じゃないよね。
もう、神の領域かも知れない。

なので、君の、あのお寺でお香を被るような仕草も、とっても
理解出来るよ(笑)
  1. 2011/08/23(Tue) 23:16:16 |
  2. URL |
  3. Sato #9xlPEuy6
  4. [ 編集 ]

おや、Satoちゃんじゃありませんか(笑)
どーも、どーも。

神戸公演は、もう命がけで行った甲斐がありましたよ。
最近、私自身が全国をツアーで回っているくらいの錯覚に(苦笑)
Satoちゃんは、私が翌日、仕事残してたからトンボ帰りした後も、
それなりに神戸の旅情を満喫したようで何より^^
ゴーフルのおみやげはウケた?(笑)

>最初に観た時より2回目、そして3回目と更に完成度というか
小田さんのこのツアーにかける思いみたいなのを感じて

そうだねー。
5年くらい前だったら、近くの街で二日連続参加だったね、私は。

でも、このツアーは最初は全然予定していなかった豊田に
待ちきれずに参加したのをきっかけに「このライブは何度でも、出来るだけ観たい」
という気持ちに変わった気がします。

見終わった瞬間にもう小田さんやあの熱狂が恋しくて、またすぐに次に会いたくなる。

もちろん、もうこんな大規模ツアーは最後になるかもしれない、という気持ちもあるけれど、
むしろ、これほど素晴らしいライブを観ずにいられない・・・
今の私ほど、小田さんライブを必要とている時期はないのかもしれない。

「忙しいし、今は大変だからまた今度にしよう」と思わないもんね。
大変だし、しんどいし、辛いし・・・んーっ、だから「行く!」って思う(笑)

>今回はっきり認識したんだけど、小田さんの声ハンパ ないね。
>もう今が全盛期と言っても過言じゃないよね。

確かに過去、参加したライブのなかでも「絶好調」と言っていいくらいに
よく声が通っていて、びっくりしちゃったよ。
しかも、終盤になるほどに声の透明度が増していってた。
アンコール後もまだ2,3曲歌えそうなほどの余力を感じたよ。

>なので、君の、あのお寺でお香を被るような仕草も、
>とっても 理解出来るよ(笑)

余程おかしかったみたいね(苦笑)
しかーし、私は大まじめだったのだ!

思わず、あの生命力に、その神がかったパフォーマンスに、
そして、あの感動に「あやかりたい」と心底で思ったし、
身体じゅうにあの空気をにじませて帰らないと
もうそのあと生きのびられない気がしてさ(笑)

おかげで、昨日も今日もちゃんと生きて、しかも、ふつう以上に働けている。
神なる小田さんのおかげだよ~。

次は、いよいよドームだね!
  1. 2011/08/24(Wed) 00:55:04 |
  2. URL |
  3. Meg #T0ca3UNU
  4. [ 編集 ]

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